VLOOKUP
知っていると便利なエクセルTips
◆VLOOKUP関数
例えば、見積書を作っていて、見積先を間違うわけにはいきませんが、そんな時急いでいると、”株式会社”の位置を間違えたり、担当者が”本多”さんなのに、”本田”と書いたり入力する場合が往々にしてあります。
こんなミスを防ぐ方法の一つがVLOOKUP関数です。誤解を恐れずに言うと、簡単なデータベースをつくるような感じです。(参照検索、の方法のひとつとも言えます。)
例:
下記の場合だと、A3セルに会社名No.を入れて、C3セルにA5セル以下にある会社マスタにあるC1が振られている会社名が出現します。(図01,02)
この時、関数の内容、意味は次のようです。
VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)
()内の項目は引数(ひきすう)と言い、ここでは関数の内容を決める項目、と言えます。
[検索値]:調べたいデータに結び付けられている
[範囲] :検索値とデータが記載されているセルの範囲
[列番号]:”範囲”で該当したデータは行であるのでその行のどれかを指定する
[検索の型]:FalseとTrueがあり、検索値と入力値が完全一致した場合、その参照する値の場合、Trueで入力値が不完全でも対応する(値を戻す)のがTrueです。
尚、該当しない値をA3に入れると、(図03)のように♯N/Aと出ます。
これは該当なし、ということであり、この表示が煩わしい場合は、VLOOKUP関数を入力した場所に次のように設定します。
=IFERROR(VLOOKUP(A3,A7:E11,2,FALSE),"該当なし")
こう記載すると、”該当なし”と出ます。なにも表示したくなければ、""と記載して下さい。
図01
図02
図03